2010年4月3日土曜日

第1076回MS@相模原市

平成22年4月3日 午前6:30~7:30
於:ホテルセンチュリー相模大野
参加者数:34社37名
テーマ:今すぐ役立つ環境節約術
~セコ(SECO)ロジーのすすめ
講話者:株式会社環境総合研究会
代表取締役 鎌田 健司氏

本日は、町田市倫理法人会専任幹事で当会会員でもある鎌田さんのお話でした。
鎌田さんは昭和33年岩手県盛岡市生まれで、堀内さんの中学の後輩でもあります。3歳で両親が離婚、母親に育てられていましたが12歳で死別、育ての親に預けられます。今になれば、両親が2人ずついるのはありがたいと語ります。学校を出た後は旅行業界、金融業界で活躍します。今の姿からは想像もつきませんが、「カミソリの健」などと呼ばれていたそうです。そして、平成10年から環境コンサルティング事業に携わられています。
倫理と出会ったのは13年前だが、あまり熱心に参加していなかった。だが、3年前に再び倫理と出会い、今度は親友と呼べる仲間ができるまでに至った。カミソリ…といわれたギスギスした性格もだいぶ円くなった。

温暖化と併せて、気象の反応が大きくなっている。具体的には台風の数は減っているが、一つ一つが大きくなっている。この原因は気温上昇で水蒸気量が増えているためである。ツバルのように満潮時には島が沈んでしまう例もある。
ペットボトルキャップの回収総数は15億個を超えた。1つ1つは小さな積み重ねだが、200万人の子供をポリオから救っている。結核のワクチンは1/3の価格(ポリオは20円、肺炎は7円)なので、600万人が救える。たかが20円だが、その20円が大きな効果を上げている。
集めなくても外すだけでよい。ペットボトルリサイクル時に物質の違うキャップを選別するために、1,000億円のカネが使われているので、この効果も馬鹿にできない。例の25%削減は、紙ゴミをなくすだけで達成できる。割り箸6本でA4の紙が1枚を作れる。
「これが再生されたらどうなるか」ということに興味を持てないことが環境問題の原因と考えている。1個のキャップ、1秒の重みを認識して欲しい。

事務連絡:
1.3/27の花見の出席は23名でした
2.4/9幹部研修があります(南文化センター)
3.4/10MSの後に役員会があります
4.4/13ESに多くの方をお誘いください

1 件のコメント:

  1. チリも積もれば…良いお話でした。
    キャップ1個で始められるなら入りやすいですね。
    1秒のお話はもう少し聞きたかったです。

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