2009年10月24日土曜日

第1054回MS@相模原市



平成21年10月24日(土) 午前6:30~7:30 於 ホテルセンチュリー相模大野

テーマ「昆虫類と人間関係」 

講師:株式会社タケダホームサービス 代表取締役 土田喜正氏



迫力満点の土田氏

講師の土田さんです







■板橋会長の会長挨拶

妻の力だけでなく、自然と一体になって、犬と一体になって朝起きができるようになった。

4:00~4:20に起きて、日課の墓参に出かける。そこで1日の誓いを立てて、故人に礼を尽くす。是非、朝起きに取り組んでほしい。



板橋さんと荒川さん

左:板橋会長、右:荒川さん



■会員スピーチは荒川千津子幹事

35年前に「若草」というサロンを始めた。今は友人から「名前を変えたら」といわれる。だが、高齢者が45%近くに達する社会情勢を踏まえると、主人は「時代の先端じゃないか」と言ってくれる。

倫理に出会うチャンスは3回あった。だが、サロンの開きたての時は子育てで忙しく、15年前は大学で学んでいたため、縁はいただけなかった。3年前に同業の松園さんの話を聞くべく入会し、100回は休まずに通ってみようと決めた(2回だけ休んだが)。

最初に職場の教養を息子に渡した時は「宗教に入ったの?」と言われたが、最近は「まだ来ないの?」と聞かれるようになった。「カレンダーも使えるし、役に立つ」とも。家ではやらない掃除や洗濯も会社でやっていると聞いて、倫理に人を変える力があると感じた。

自分自身もイチローのインタビューを聞くときに、倫理を学中で聞こえ方が変わった。「当たり前の積み重ねの大切さ」を聞くと、17箇条の質の高さを感じる。



会場の様子

やや人数が少なく、残念でした・・・・



■講話者は株式会社タケダホームサービス代表取締役の土田喜正氏

さまざまな機会に講話をさせていただいているが、生い立ちを話すのは始めてとか。

向が岡工業高校を卒業して、スタンレー電気に入った。設計の仕事に携わったが「大卒には敵わない」と感じた。そうした時に技術課長とサシで話している若者を見て驚いた。聞けば営業担当だという。「営業って凄いな」と感じて、何とか追い付こうと経済学を1年間独学で学んだ。当時は年1回、ランクアップ(最終学歴にゲタを履かせられる)試験があり、経済学でトライした。「おまえは電気で受けるのじゃないのか」とあきれられたが、何とか合格できた。

そこで労働組合の仕事に携わっていたところ、常務から呼ばれて「組合の専従にならないか?」と声をかけられた。「経済は学んだが、何で自分が」と聞いたところ、「それは分かっている、おまえの心だ」と言われ、逃げずにやってみようと思った。3年間泣きながらやっていたが、この経験は後で役に立った。「経験こそ宝、経験にはムダがない、だが経験を生かせるか、自覚できるかは自分次第」といいたい。



次に本題。

「ハチと組織」

アシナガバチは「気ままでいい加減」「飽きるのも早い」。しばらく待てば居なくなってしまう。事後のチェックも甘い。刺されても死なないので、慌てなくて良い。

対して、スズメバチは「規律統制がとれている」「根気よく追いかける」。一度いなくなったと思っても偵察部隊が残っていて、次のチャンスをうかがっている。

威嚇された時に目をそらせば必ずやり返されるが、目をそらさずに後ろに下がれば彼らが退いていく。

会社の組織として、アシナガがよいのかスズメが良いのかといえば、明らかに後者である。目をそらせば負け、というのも企業間や担当者間の競争でも同じハズ。

「ムカデの愛」

なぜムカデに刺されるのか。彼らは決して好戦的ではない。“たまたま”人間が彼らの上に乗ってくる、すなわち攻撃されるのでやり返すだけのこと。常に家族と行動を共にするムカデが身を挺して家族(社員)を守る姿から、我々は学ぶことがあると思う。駆除の現場では情をかけると仕事にならないので、彼らを追い詰めていくが。



本日は夕方の懇親バーベキューに備える方が多いためか、やや少なめの出席人数でした。



土田さんと高瀬さん

左:土田氏、右:バーベキューの最終案内をする高瀬副事務長








2009年10月17日土曜日

第1053回MS@相模原市



平成21年10月17日(土) 6:30~7:30 於 ホテルセンチュリー相模大野

講話者 K's-Workshop 代表 調布市倫理法人会副会長 五十嵐和美氏

テーマ 心のマネジメント



講話者の五十嵐氏







今回は、調布市倫理法人会副会長の五十嵐和美氏が講師でした。以前は企業を経営していた五十嵐さんですが、現在はK’s-Workshopの代表として、「素質論」を用いた人材育成に携わっています。



会場の様子



社会で生きていく中で他人とのコミュニケーションは欠かせないのは、皆さまご存じの通りです。よく「第一印象は3秒で決まる」といわれますが、「この人はこういう人だ」と仮説の下で決めつけるよりも、「相手に合わせたコミュニケーション」ができれば、相手も心地よく感じて、物事が円滑に進むのだとか。その際に「相手を知るために何が一番有効か」と考える際にもっとも有効だったのが、生年月日も元にした統計(データベース)で、この統計をベースにしたコミュニケーションツールが「素質論」で、五十嵐さんはこれを有効に活用しているそうです。



五十嵐氏



大きく人間は3タイプに分かれていると五十嵐さんはいいます。



H…ヒューマンタイプ

他人と争わず、一緒に物事をなしていこうというタイプ。

プロセス重視で、演繹法的思考を好み、レポートなどは文章を作り込みたい傾向。



E…エコノミータイプ

自分の行動が一番大切(自分軸)なタイプ。

帰納的思考を好み、レポートなども箇条書きかつ逆順法で済ませるタイプ。



O…オーソリティタイプ

誰にも縛られたくない左脳系自由人タイプ。

感性豊かでユニークな思考・着眼点を持っているが、それゆえに分かりにくく映ることもある。



先に記した通り、誕生日で一番強く出る部分(タイプ)が分類できるとか。

これを知った上で相手と話していけば、コミュニケーションギャップは起きないはず、とのことです。



最後に大石事務長が連絡事項を伝達し、無事終了となりました。

来週はMSと親睦バーベキューの「朝夕2部制」です。

お楽しみに。










第1052回MS@相模原市



平成21年10月10日(土) 6:30~7:30 於 ホテルセンチュリー相模大野

講話者 社団法人倫理研究所 荒木良仁 法人局普及本部首都圏副方面長

テーマ 磨け! 実践力



会場内の様子







講師は倫理研究所法人部普及本部首都圏副方面長の荒木良仁氏です。

長らく、富士研で「みそぎ」の指導にあたられていた方ですね。



最初に、いつもの輪読と会員スピーチです。今回のスピーチは判治副会長。

会長挨拶は、緊張している判治さんを落ち着かせるため(?)にゆっくりめ。



会長挨拶と会員スピーチ



頭数でよければ…と始めた倫理の学びでしたが、仕事好きで真面目な倫友と会えることが心地よいと感じていた。そんな中で深く考えずに貸しコンテナ業をスタートした。

ある日、家子が賃料を溜めて破綻、残されたガラクタの処理に途方に暮れたが、倫理を学んでいたおかげで、苦難福門を思いだし、「このくらいで済んだ」と感謝できた。しようと思っていなかった実践を続けて4カ月、倫理に会えて幸せ、と語ってくれました。





続いて、荒木副方面長の登壇です。



壇上の方面長



富士研で受講者が

①日常の基本動作を徹底して体得

②富士研でないとできない実習

をできるようにするためには、事故防止が欠かせない。

そのために、滝行に出かけた。



滝に打たれる中で、「寒い」→「痛い」→「呼吸ができず」→「痛い」と来て、

最後に「滝と一体になって痛みがなくなる」のだそうです。

そこでは、状況にとらわれずに他人の幸せをどれだけ思えるかで、一体となれるかが決まるのだとか。

逃げずにそうしたプロセスに身を投じることで、感謝の気持ちを日常で磨けるキッカケがつかめる。そのキッカケを富士研の「みそぎ」でつかんでほしいと願っています。



当たり前の感謝の実践として日々できることとして、

「蛇口に一礼して、水に感謝する」、これから始めてみては、とのお話しでした。



お話の序盤に富士研のみそぎの前に行うウォーミングアップを教わりました。

みそぎの前に限らず、日常生活の健康管理にも有効なものですが、あちらこちらで「痛い」という声が…。健康管理のシグナルが聞こえたのですね。



ウォーミングアップ1



ウォーミングアップ2



水戸さんと大石さん



ゲストの水戸まさし参議院議員もウォーミングアップに取り組みました。

連絡事項は大石事務長でした。






2009年10月6日火曜日

第1051回MS@相模原市



平成21年10月3日(土) 6:30~7:30 於 ホテルセンチュリー相模大野

テーマ(講話者) 会員スピーチ(中村修治・井上真伯)



会歌斉唱

「夢限りなく」斉唱の様子









辞令交付の様子

石井幹事と荻原相談役に辞令を手渡しました



今回は、会員スピーチのロング版でした。

2名の会員にお話をいただきました。



「長い」話に先立ち、猿田幹事によるショート版の会員スピーチがありました。



猿田さんと板橋さん

猿田幹事と板橋会長



最近は「妻ではない女性と暮らしている」とのこと。

82歳になる実母と同居し、介護を続けています。まさに栞の13条(91ページ)の実践です。

女性はいくつになってもおしゃれ心を忘れていないものだそうです。



次は、中村さんの会員スピーチ。

学校を卒業して、気がつくと建築業界に入り頑張っていましたが、昨今の不況で勤め先の会社がなくなってしまいました。困り果てた時に相談に乗ってくれたのが猿田さん。

そこで自分の技術と経験を生かして独立しようと決意、個人事業者として創業しました。これからも頑張っていきたいとのこと。



会員スピーチ2名

左:中村さん、右:井上さん



井上さんは「今さらながら」の自己紹介をしました。

カタカナ商売は、えてして「何をする人か分からない」と言われがちなので、どんな仕事をしている人なのかと、独立までの経歴を話しました。



次回は、倫理研究所法人局普及本部首都圏方面長の荒木良仁氏が講師です。

前日の夜には「幹部研修」もあります。役員の方は出席よろしくお願いいたします。