2009年12月12日土曜日

第1061回MS@相模原市



平成21年12月12日(土) 午前6:30~7:30 於 ホテルセンチュリー相模大野

講話者 常総みなみ倫理法人会副会長・株式会社クーロンヌジャポン 代表取締役 田島浩太氏

テーマ 一人の百歩ではなく百人の一歩のチーム作り



プレゼンの様子









講話者の田島さんは現在41歳。平成6年に個人で創業、7年後に法人を設立して、現在は年商10億円を伺う勢いです。講話のテーマに「一人の百歩ではなく百人の一歩のチーム作り」と掲げた田島さんですが、本当は「一人の百歩」になりたいのだが、自分にはその力がなく「百人の一歩」でやるしかないと謙虚に語ります。



経営理念

田島さんの会社の経営理念



チームの力で規模を拡げつつある田島さんの会社ですが「親切が先、商いが後」という理念を掲げて、個人商店の心を失わないための努力を続けています。これは田島さんが、ある肉屋さんで「クレームにはできない(ならない)が、不愉快な思いをさせられた」経験から、自分の店ではそれさせないように、逆に「ありがとう!」といわれる嬉しさを感じられる環境を作りたいといいます。また、スタッフが「雇われ感・やらされ感」を抱いてしまうと、小さなムダが生まれてくるために、結果として収益性が低下して、それが給与の抑制につながっていく。それを防ぎ、経営者(当事者)意識を持ってもらうために、毎月試算表を開示しています。



鬼と金棒

鬼と金棒の意味



職人の世界では「鬼と金棒」の両方が必要だと田島さんは語ります。

「金棒」(技術、スキル…)は磨きやすいが、これだけではダメ。できれば金棒が大きくなりすぎる前に「鬼」(生き方、考え方)の要素を育てないと、頭でっかちなだけになってしまう。金棒だけが育ちすぎると「やってあげている」という調子になってしまう。

トップは個々のスタッフにとって大切なものをよく知って、それを支えることが「百人の一歩」なのだと田島さんは語ります。



会場の様子



本日の出席者数は、28社31名でした。



役員会



モーニング終了後、役員会が開催されました。






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